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2011/08/25

人類の軌跡その179:末路21

<ナチス全体主義への道その2>

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再軍備宣言

◎戦後のドイツの軍事とドイツ再軍備宣言

 ヴェルサイユ条約によって、ドイツは、その軍備に於いて徹底的な制限を受けました。
1.陸軍総兵力10万人以下、将校4000人以下、戦車の保有の禁止、戦争遂行機関(参謀本部)の解体。
2.飛行機の保有の禁止。
3.旧式戦艦6隻、軽巡洋艦6隻、駆逐艦12隻に削減、更に戦艦は1万トン以下、装備砲11インチ以下、潜水艦及び空母の保有の禁止。
4.化学兵器保有の禁止。

 しかし、新生共和国国防軍初代総司令官フォン・ゼークト将軍の尽力によって、軍備拡張時に不可欠となる優秀な中堅、上級指揮官を慎重に選び出して、共和国軍内に取り込む事に成功、これは後のドイツ再軍備宣言時の急激な兵力拡張時に真価を発揮することと成ります。

 1933年に政権を握ったヒトラーは、ヴェルサイユ条約によって、解体寸前に落ちいっていた軍備の増強を断行。1935年3月には10万人の国防軍を一気に30万人へ増強し、保有を禁止されていた戦車、航空機の再保有というヴェルサイユ条約に反した再軍備宣言を行いましたが、この時当然反発すると予想された、英仏両国からの目立った反応は在りませんでした。
特に、第一次世界大戦で直接の戦場に成らなかった、イギリスは過酷なヴェルサイユ条約を課された、ドイツに対する同情的でも在り、其の為、1935年には英独海軍協定がフランス抜きで調印され、事実上のドイツ再軍備容認をしました。

続く・・・

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