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2011/10/26

人類の軌跡その226:中国王朝伝説⑥

<伝説の中国夏王朝その⑥>

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◎二里頭遺跡

 考古学的研究によれば、中国の中原地方(現在の洛陽から鄭州を中心とした黄河中流地方)に於いて、中原龍山文化→二里頭文化→二里岡文化→殷墟文化と云う発展段階が認められています。
二里頭文化を夏王朝、二里岡文化を殷王朝の初期に比定する説も存在しますが、現在の処、確証は発見されていません。

 二里頭文化を代表する遺跡が、二里頭遺跡で、BC2000年前後の物と推定され、この遺跡は次の4期に時代区分されています。
 第1期 ~ 一般的な小規模集落
 第2期 ~ 急速に発展し、中心的な集落へ発展
 第3期 ~ 大型の宮殿2基と大型の墓1基を伴う
 第4期 ~ 衰退期(この時期に二里岡文化が出現)

 二里頭文化では、青銅器に二つの面で飛躍的な発展が見出され、一つは実用的な物で武器等、もう一つは儀礼的に用いられたとおもわれる容器類なのです。
後者の青銅器は、玉器と共に、祭政的システム「礼」に関係する器物と推定されており、中原地方が発展した理由として、中国大陸の地域間交流の交差点に、位置していたからではないかとする説が有力です。

本編終了・・・

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