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2012/01/26

人類の軌跡その291:失われたイスラエルの10支族その③

<失われたイスラエルの10支族③>

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◎モーセ

 苦境の中にあったイスラエル人が待ち望むメシアにして、偉大なる大預言者で在りました。
彼は紀元前1290年、全イスラエル民族を率いてエジプトを脱出、(出エジプト)以後40年間にも及ぶ集団放浪生活を送りますが、この間に“神”はイスラエル民族に「十戒」・「マナ」・「アロンの杖」と云う三種の神器と、それを入れる「契約の聖櫃(アーク)」を授けました。
これは“神”とイスラエル12支族との契約の証しで、古代ヘブライ教(原ユダヤ教)の成立を意味したのです。
紀元前1250年、預言者モーセの後を引き継いだヨシュアは、イスラエル12支族を率いてヨルダン川を渡り、 約束の地カナン(パレスチナ地方)へと侵入しました。
イスラエル12支族は、神が約束した土地であるという大義の下で先住民と戦い、瞬く間に是を征服し、支族毎に12の領地に分割しました。
ここにイスラエル王国の基礎が築かれ、当初は戦争の英雄がイスラエル12支族を統治していたのです(士師時代)。

◎イスラエル王国

 紀元前1000年頃、預言者サムエルはサウルと云う英雄を王にして、統一国家を建国しようとします。
しかし、サウルは傲慢さゆえに失脚し、代わって羊飼いの青年ダビデが大王として選任されると、ダビデは混乱していた全イスラエル民族を完全に統一し、ここに歴史に名を残す「イスラエル統一王国」が誕生したのでした。
この「イスラエル統一王国」は、ダビデの息子ソロモンの時代に頂点を極め、イスラエル史上最大の栄華を誇ったソロモン王は、それまでの移動式の幕屋を堅固な固定式の幕屋に改め、贅沢な材料を大量に使用して巨大な神殿を造影し、後に伝えられる「ソロモン第一神殿」の誕生です。
「イスラエル統一王国」が国家として隆盛を誇る反面、民は重税と強制労働に大きな不満を抱き、それがソロモン王の死後、遂に噴出し、ソロモンの息子レハベアムが即位すると、エラフイム族のヤラベアムが反乱を起こし、戦火は王国内に拡大し、内乱へと発展して行きました。

続く・・・
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