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2008/10/24

「アドルフに告ぐ」より印象に残る言葉5

アドルフに告ぐ 五回目

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「民族や人種どうしが にくみあうから、戦争がおこるんだわ。親子が引き裂かれてしまうんだわ」

「どの人種が劣等だとか、どの民族が高級だとか…あおりたてるのは ほんのわずかな、ひとにぎりのオエライさんさ…」

 民族と戦争について、とても的を得た言葉だと思います。
 
 以前、アメリカのブッシュ大統領が、いくつかの国を“悪の枢軸”と表現しましたが、これにしても、あおりたてたのは彼一人です。

 そして、そのおかげで、戦争が起こりました。
戦争という重要な問題が、トップダウンで、決まるのは、どうも良くない気がします…。

「由季江 死ぬなッ やっと戦争が終わったんじゃないか!!」

 終戦して間もなく、主人公である峠草平の妻・由季江が亡くなります。

  私事ながら、母方の祖母は、終戦の翌年、台湾からの引き上げ船の中で、亡くなりました。
激しい空襲を生き延び、やっと日本に帰るその途上でした。
その、哀れさは、如何なるものか、当時を経験した者でないと解らないかも知れません。

「日本中の人間が、戦争で大事なものを失った……それでもなにかを期待して、せい一杯生きてる人間てのは すばらしい」

 戦争と人間の、醜い部分。
それを描いてきたにもかかわらず、「人間てのは すばらしい」。

 このような言葉を吐かせられるところが、手塚作品の真骨頂だと、私は思います(^^)。

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