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2008/10/30

「風の谷のナウシカ」

風の谷のナウシカのコミック版と映画版の違い

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風の谷のナウシカは、映画版と原作コミック版では、大幅に話が違います。

 違いは可也有るのですが、特に大きな違いを3つあげるとすると、映画の時間的制約から変更された以下の点でしょうか。

・コミック版では、物語の展開上その多くを占める土鬼の国が、映画版では完全に削除された。
・兄弟達との権力闘争を初めとする、クシャナ関連の様々な話が映画では削除された。
・映画は、話を完結させるため、独自のエンディングがつけられた。

 原作ではトルメキアと土鬼という2大国家の抗争を基本軸とし、それに巻き込まれる風の谷やペジテの物語なのですが、映画では、腐海を焼きはらおうとするトルメキアと、それに巻き込まれる風の谷やペジテの物語に変わっています。

 つまり、もともとは人間同士(国家間)の戦いが基本になっていたのですが、戦争の当事者の一方である土鬼が、映画の時間的制約により削除された為、人間と自然(腐海)との関係に話の焦点が変わりました。
其の為に、映画のテーマは人と自然との関わりが中心となり、このテーマに沿った形で、独自のエンディングが作られました。

 この様な違いが生じた理由は、映画の時間的制約の他にも2つ程あります。
第一に、原作がまだ第二巻(全七巻)の段階で映画が作られた為、原作全体からみると映画はごく初めの部分だけの物語だという点。
第二に、原作がテーマ性をとことん追求しているのに対し、映画は、2時間の枠で起承転結つけて完結させるために、物語の構成や展開を変えているという点です。

 以下、如何なる経緯で、映画版とコミック版を製作することに成ったのか、経緯を考察して見ようと思います。
宮崎駿監督はもともとマンガ家を目指しいた時期もあり、断念してアニメを選んだという経緯がありました。
しかし、アニメの世界で「未来少年コナン」「カリオストロの城」などの名作を作ったにも関わらず、1982年当時、宮崎監督は仕事を与えられず、ヒマを持て余していました。

 そのため、雑誌アニメージュの依頼により、一度は捨てたはずの漫画を描き始めることになります。

以後 次回

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