正月のお話③
<正月のお話③>年末は志向を変えて

◎大晦日の由来
大晦日は12月31日、一年の最後の日です。
大晦日の「大」は、一年の最後の月の最終日であることを意味しています。
又、大晦日の「みそか」は、本来「三十日」と書き、月の30番目の日という意、一方、晦日は「つごもり」と呼ばれていました。
つごもりとは、「月隠(つきこもり)」が訛ったもので、満月の15日から月はどんどん欠け、30日には「つき隠れ」すなわち「月隠」になります。
「三十日」は「月隠」であり、それが訛って「つごもり」になり、「つごもり」は「晦日」であるため、30日は晦日に成りました。
簡単に説明すると、「大晦日」とは12月31日の事なのです。
大晦日の行事は非常に古くからある風習なのですが、何時頃から始まったのか、詳しい事は研究されておらず、仏教が伝わる6世紀より前から存在したとも云われています。
ただし、除夜の鐘は、仏教が浸透した江戸時代以降に行われるようになったとの事。
昔、一年の最終日である大晦日、それは歳神様を祀る為の一連の準備の日で、当時は、日没が一日が終わりと考えられていた為、大晦日の夜が新年の開始に相当します。
その為、日中は一年間の罪や穢れを祓う為の大掃除を行い、その後正月の準備を整え、夕方から祝い膳を囲んで「年取り」を行い、心身を清めて神社に篭もり、一晩中起きて歳神様を迎えたのです。
現代では大晦日の意義も薄れてしまいましたが、今年はその由来を考え、気持ちを新たに、歳神様を迎え入れるための大晦日を過ごす事も良いのではないでしょうか?
平成24年の更新は、本日で終わります。
来年も宜しくお願い致します。

◎大晦日の由来
大晦日は12月31日、一年の最後の日です。
大晦日の「大」は、一年の最後の月の最終日であることを意味しています。
又、大晦日の「みそか」は、本来「三十日」と書き、月の30番目の日という意、一方、晦日は「つごもり」と呼ばれていました。
つごもりとは、「月隠(つきこもり)」が訛ったもので、満月の15日から月はどんどん欠け、30日には「つき隠れ」すなわち「月隠」になります。
「三十日」は「月隠」であり、それが訛って「つごもり」になり、「つごもり」は「晦日」であるため、30日は晦日に成りました。
簡単に説明すると、「大晦日」とは12月31日の事なのです。
大晦日の行事は非常に古くからある風習なのですが、何時頃から始まったのか、詳しい事は研究されておらず、仏教が伝わる6世紀より前から存在したとも云われています。
ただし、除夜の鐘は、仏教が浸透した江戸時代以降に行われるようになったとの事。
昔、一年の最終日である大晦日、それは歳神様を祀る為の一連の準備の日で、当時は、日没が一日が終わりと考えられていた為、大晦日の夜が新年の開始に相当します。
その為、日中は一年間の罪や穢れを祓う為の大掃除を行い、その後正月の準備を整え、夕方から祝い膳を囲んで「年取り」を行い、心身を清めて神社に篭もり、一晩中起きて歳神様を迎えたのです。
現代では大晦日の意義も薄れてしまいましたが、今年はその由来を考え、気持ちを新たに、歳神様を迎え入れるための大晦日を過ごす事も良いのではないでしょうか?
平成24年の更新は、本日で終わります。
来年も宜しくお願い致します。
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コメント
No title
大晦日の意味、由来、初めて知りました。いい勉強になります。
2012-12-31 09:28 ママいっこ。 URL 編集
No title
今年も奈津子さんにとって最良の1年となりますように!
2013-01-01 11:07 ママいっこ。 URL 編集
あけまして、どうもです。
今年もヨロシクです。
2013-01-02 23:29 もと URL 編集