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2008/11/18

冬の夜空に輝く「すばる」

すばるは何座?

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冷たい夜空に凛々と輝く冬の星座(今日は少々志向を変えて星座のお話)

 「すばる」という名前は良く耳にしますが、実はこれは何なのでしょう。
すばるって車の名前じゃないの?とか、日本の国立天文台がハワイ島のマウナケア山頂に造った巨大天体望遠鏡の名称でしょとか、あるいは、谷村新司の名曲「昴」じゃないのと言った答えも返ってきます。
これ等の名前は全て、星空に輝く「昴(すばる)」からの銘々であって、あくまでも元となったのは、星の「すばる」なのです。

 しかし、「すばる」は星座名ではありません。星座で言うとおうし座の一部で、おうし(雄牛)の心臓にあたる処にある星の集団で、西洋名は、プレヤデス星団と呼ばれている散開(さんかい)星団のことなのです。

 プレヤデスは、ギリシヤ神話では7人の姉妹ということになっています。
日本では、清少納言の枕草子の中に登場します。

「星はすばる。 ひこぼし。 ゆうづつ。
   よばひ星,すこしおかし。 
      尾だになからましかば,まいて」

 清少納言の枕草子で一番美しいとされた「すばる」。
「すばる」は集まって一つになるという意味の「統(す)ばる」というれっきとした日本語(和語)です。この他「六連星(むつらぼし)」や「羽子板星」と呼ぶ地方もあります。

 中国では「昴宿(ぼうしゅく)」,一般にはプレアデス星団と呼ばれています。
この星団が秋の夜半に昇って来ると,冬の訪れを感じさせます。
実際に多くの民族ですばるが真夜中に南中(南を通る)するころを冬至としていたそうです。
 
 肉眼でも5~7個の星に分かれて見えますが,双眼鏡で見ると60~70個の星々を見ることができます。
私は,秋の夜半に北東の山並みから瞬きながら昇って来る様子を双眼鏡で眺めるのが一番好きです。
写真でも絶好の対象で,空の暗い処では,星々を取囲む青いガスも写しとることができます。 
地球から450後年程の距離に有り、,生まれて間もない(約8000万年)130個ほどの高温の星々が集まっています。 

 因みに枕草子に登場する「ひこぼし」は、わし座のアルタイル,「ゆうづつ」は金星(明星)「よばひ星」は流星の事ですが,文章からすると,彗星の事を言っているようですが,この「尾」は,流星痕(りゅうせいこん・流星が流れた後に残る煙のようなあと)であるという説もあるようです。

「すばる」を見つける

 「すばる」は、普通には星6個の集団のように見えますが、視力の良い人ですと、7個とか9個とか見えると言われています。天体望遠鏡で見ると、100個以上の星が集まっている集団である事が判ります。
木枯らしの吹く12月には、夕方の東の空に「すばる(昴)」が他の星とは異なって、星の集団として昇ってきますので、一度、「この星がそうだ!」と認識すれば、それ以降は、簡単に判る様になります。
最初のすばるウオッチングでは、星図と照らし合わせながら明るい星との位置関係を照らし合わせながら、すばるに辿り着くようにするといいでしょう。

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