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2008/11/21

オリオン座とベテルギウス

オリオン座とベテルギウス

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 冬の星座の代表といえばオリオン座(オライオン)です。
畏怖堂々としたオリオンの姿が、浮かび上がって見えてくるような星の立派な配列が、星空を見上げる私達に感動を与えてくれます。
三つ星の輝きやオリオン座の1等星ベテルギウスとリゲルの紅白の色の違いなどは見ていて星の不思議さも感じさせてくれます。

 そのオリオン座で2005年は、1等星ベテルギウスに注目が集まりました。
なぜ、注目を集めたかというと、ベテルギウスの明るさ(光度)が変わり、暗くなってしまったのです。
永久に不滅のように感じる恒星の明るさですが、実は私達の太陽をはじめ、夜空に輝く沢山の恒星達には明るさに変動があるものが少なくありません。

 話をベテルギウスに戻しますと、通常は0.45等の明るさを保っているのですが、2005年秋には1.2等星まで暗くなり、同じオリオン座の1等星リゲル(0.18等)と比較すると明らかに暗く見えたのでした。

 なぜこの様な事が起こるのでしょうか。
この原因はベテルギウスが、星の一生の中で晩年を迎え、現在は赤色巨星(せきしょくきょせい)と呼ばれる大きな星となっているからなのですが、ベテルギウスの直径は太陽の約1,000倍という超巨大なサイズまで大きくなり、不安定な状態が続いて、ちぢんだりふくらんだりしているのです。
その結果から、明るさが変わって見えるので、脈動変光星と呼ばれています。
ふくらんで明るく見えるときは、0.45等まで明るくなり、こいぬ座のプロキオン(0.40等)とほぼ同等なのですが、最も暗く見えるときは、ふたご座のポルックス(1.16等)に近いくらいまで暗くなってしまうのです。

 日本ではベテルギウスを「平家星」、リゲルを「源氏星」と呼ぶ地方があります。
こうした色の違いは星の表面温度によるもので、ベテルギウスの3800度に対して、リゲルは1万2000度もある高温の星です。

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