2015/08/01

歴史を歩く125

17ヨーロッパ世界の拡大①

1大西洋時代

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 西ヨーロッパ世界は、十字軍やレコンキスタ等、外に向かって膨張する傾向を強めていましたが、特に15世紀末から16世紀にかけての「大航海時代」にめざましい対外進出を開始します。

 インド航路の開拓・新大陸への到達等に代表されるヨーロッパ人の対外進出は、従来「地理上の発見」と呼ばれてきましたが、ヨーロッパ中心史観からの表現であるので、今日では「大航海時代」の表現が多く用いられています。

 ヨーロッパ人の対外進出の背景として、以下

(1)レコンキスタを通じて中央集権化したポルトガル・スペインがレコンキスタの延長としてキリスト教世界の拡大に強い意識を持ち、対外進出に意欲的であったこと。

(2)東洋の物資、特に香辛料(こしょう・肉桂・丁字等)に対する需要が増大したこと。
ヨーロッパ人の間に肉食が普及すると、調味料や肉の保存に使われた香辛料への需要が増大した結果、商人達は直接アジアへ赴いて香料貿易に従事し、巨大な利益を獲得しようとしました。

(3)従来の東方貿易は、イスラム商人を介して香辛料等、東洋の物資を獲得していた結果、地中海経由で行われ、ヴェネツィア等イタリア諸都市の商人に独占されていました。
その上、オスマン・トルコ帝国が勃興し、東地中海岸を占領し東方貿易を妨げた影響も在り、イスラム商人を介することなく、オスマン・トルコ領内を経由しないアジアへの直接航路開拓の要求が高まったのです。

(4)マルコ・ポーロの「世界の記述(東方見聞録)」等に刺激を受け、アジアの富等に対する関心が高まっていたこと。

(5)地球球体説、羅針盤の改良、航海術、造船技術の発達等、科学、技術の進歩により遠洋航海が可能になっていたこと等を上げることが出来ます。

 ヨーロッパ人の対外進出により、ヨーロッパ・アジア・新大陸を含む「世界の一体化」が進むこととなり、又インド航路の開拓・新大陸への到達等により、ヨーロッパでの繁栄の中心は地中海から大西洋岸の諸国に移っていきました。

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ジョークは如何?

ヴァルター・ウルプリヒトは今日のドイツの象徴である。

裸のウルプリヒトを後ろから見れば、ドイツが分裂していることがわかる。
前から見れば、ドイツはもはや再起不能であることがわかる。

続く・・・

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