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2009/01/15

ギリシャ神話Ⅰ・天地創造

天地創造

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 世界の始まりは、なにもない無の世界。
そこに始めて生まれたのは、カオス(混沌)でした。
カオスは、その名のごとく混沌であり、あらゆるものが渦巻くものでした。

 しばらくして、カオスは、3つの神々を生みました。
大地ゲー(ガイア)、地獄タルタロス、そして愛の神エロスです。
ゲー(ガイア)は、大地そのもので、あらゆる神々はこの女神を祖とします。
タルタロスは、地獄そのものの男神であり、彼の中はとても不快で、不気味なのです。

 一方、エロスは、とても美しい男神で、彼には万物の愛をつかさどる力があり、彼の持つ矢は、射抜いた者の愛情を操作できる、不思議なものでした。

 その3体の神が産れた後に、ガイアは、新たに2体の神を作ります。
夜の女神ニュクスと暗闇の神エレポスでした。
この二人は、愛の神エロスの力により結ばれ、結婚をします。
二人の間には、アイテルとヘメラが生まれます。

 アイテルは、高空の光と輝きにみちており、ヘメラは、昼間の明るさを備えていました。
これにより、世界に光と闇、昼と夜が誕生したのです。

 そののち、カオスから、暗闇の神エレポスと夜の女神ニュクスが生まれます。

<解説>
 ギリシャ神話には、天地生成に関する物語(宇宙生成論)が幾つかあります。
最もよく知られているのが、カオス(無秩序に諸要素が散らばっている「混沌」を意味する)を万物のはじめとする物語です。
 
 「旧約聖書」の場合、カオスをつくったのは神ですが、一方、ギリシャ神話では、神よりもカオスが先であり、この後に生じる天地も神が創造したものではなく、あくまでも生成によって自然発生的にできたと説明されています。

 カオスの次に生まれたのは、大地ガイアと地底の奥底に渦巻くタルタロス(冥界の最深部)、そして全ての神々で最も美しく心を迷わす愛エロスです。
更にカオスは、次々と神を生み、そしてガイアも単独で、星を散りばめた天空ウラノス(天王星の語源)、山々、大海原ポントスを生みました。
  
 こうして、天と地と海が揃いましたが、天地生成の物語には、まだ人格化された神々は登場していません。
  
 エロスは後世の物語では、愛と美の女神アプロディナの息子ということになります。

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