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2009/01/20

ギリシア神話Ⅵ・プロメテウスと人間

プロメテウスと人間

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 オリンポスの神々の統治が始まり、暫らく、ゼウスの権力は益々強大になり、又、地上では既に人間が溢れていました。
ある日、人間と神々が祭儀の事で言い争いをしていました。
お互い一歩も譲る気配はなく、口論は激しさを増していきました。
そんな中にプロメテウスが仲介にはいりました。

 人間びいきの彼は「ここは私に任せなさい」と人間を説得し、ゼウスのもとに談判に行きました。
プロメテウスは、大きな牛を解体し分けていきました。
肉と臓物などの食べられる部分は、牛の皮で包み、骨は脂肉で包みました。
これをゼウスの前に差し出し、「あなたの選んだほうを神の取り分、残ったほうを人の取り分としてください。」と言い、それを選ばせました。

 ゼウスは、一見美味しそうな脂肉で包んだ骨を選びました。
こうして神々への生贄は骨と脂身に決まったわけですが、騙されたゼウスは激しく怒り、ゼウスは人間に運命をあたえました。

「神々の取り分である骨は確かに食べられはしないが腐ることは無い。しかし肉や臓物はどうだ?時が経てば朽ち果てるであろう。これを人間のさだめとしよう。」といい、人間に老いと死を与えました。又、「命に限りあるものに”疲れを知らない”火を使わせるわけにはいかない。」と、人間から火を取り上げてしまいました。

 これに人は困惑し落胆しました。
プロメテウスはそれをみて哀れに思い、せめて火だけでもと、またもやゼウスの目を欺き、天界から火を盗み出して人間に与えました。
これにより怒りが頂点に達したゼウスは、プロメテウスを取り押さえ、カウカソスの高山に彼を貼り付けにしました。

 ゼウスは、プロメテウスを、鎖で縛り付け、内蔵をむき出しにした状態で、その肝臓を大鷲についばませたのです。
神は、決して死ぬことは無いので、その苦痛は絶えることなく今も続くのでした。
結局、プロメテウスは、後に英雄ヘラクレスによって助け出されるまでこの苦痛から解放されることはありませんでした。

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