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2009/03/23

春分の日

春分の日

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 今年は、世界天文年。
ガリレオ・ガリレイが、望遠鏡を宇宙に向けた、1609年から数えて400年目を記念して設定されました。
ガリレオは、望遠鏡で数々の発見を成し遂げましたが、その一つに太陽の観測があります。

 3月に入ると、朝の日差しが眩しく、太陽が高く昇るようになり、1、2月の頃とは光の加減が明らかに違う事に気づかれている事でしょう。
今年の春分は3月20日(金曜日)となっていますが、春分の日とは実際どの様な日なのでしょう?

 一般には「一日の内で昼の長さと夜の長さが同じ」といった事が云われていますが本当?
天文学的に春分は「太陽の天球上の通り道である黄道と天の赤道が交わる春分点を太陽が通過する時」(ニュートン2009年4月号より抜粋)なのですが、しかし、これではちょっと判り難いですね。

 この現象は、太陽を巡る地球の公転軌道と地球自身が自転している自転軸の角度が、ずれているために、地球上から見る太陽の高度角が一年を通じて変化しているのです。
アフリカなどの赤道帯では、太陽が真上に差しかかるときが春分と秋分の時なのです。
冬至の時は南半球に、逆に夏至の時は北半球に太陽は差しかかって見えます。

 日本は北半球の北緯35度前後の位置にありますので、夏至の時に太陽の高度角がもっとも高くなり、冬至の時は太陽が南中する正午頃でも低く見え、しかも寒いのです。
こうした地球の自転軸の傾きのおかげで春夏秋冬という四季ができているということに感謝したいと思います。

 日本では、春分の時を、春分の日として祝日に定めています。
昼の長さと夜の長さが一緒かと言うと、だいたい同じといえますが、天文学上の定義からに言えば昼の方が約14分、長くなっています。
これは地球大気により太陽が屈折現象によって少し浮き上がって見える事と、太陽面が僅かでも水平線上などに見えている間は、昼間に定義していることが原因なのです。 
又、地球の公転が整数日でなく、端数がついているため、閏年を設けている事はご存じの通りですが、春分の日も3月20日になる年と3月21日になる年があります。
ちなみに来年は3月21日が春分の日の予定です。

参考:星空の四季 藤井 旭 ・ニュートン


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