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2009/05/24

夏の星座12

ヘルクレス座

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 ギリシア最大の英雄ヘラクレスは、伝説を挙げれば数限りなく、また他の星座にもヘラクレスの冒険に登場するものや、なんらかの形でヘラクレスとつながりをもつものが数多く存在します。
その中でも、もっとも有名なのは12の功業についての伝説です。

 大神ゼウスはミケナイの王女アルクメネを見初め、彼女の夫アンピトリュオンに姿を変えてアルクメネと交わりました。
やがてアルクメネには、ゼウスの子英雄ヘルクレスが生まれたのです。
ヘラクレスは、子供の頃から神性をもっており、ゼウスの浮気に立腹していた女神ヘラが、揺りかごに送り込んだ2匹の毒蛇を、素手で絞め殺すほどでした。

 生まれついての強さに加え、馬人ケイロンから武術を習ってギリシア一の強い若者になりましたが、つねにヘラの呪いに悩まされ、ある時とうとう気が狂って妻を殺し、3人の子を火に投げ込んでしまったのです。
やがて正気にかえったヘラクレスは、その罪をつぐなうためアルゴス王エウリステウスに仕えて、その命令でネメアの森の化け獅子退治や、アミモーネのヒドラ退治、アルカディアの猪退治、ケリネイアの山に棲む鹿の生け捕り、エーリスの王アウゲイアスの厩を1人で1日で掃除する事、ヘスペリデスの黄金の林檎取り、ステンパロス湖の鳥、クレタ島の牡牛を連れ帰ること、トラキア王の所有する牝馬を奪ってくる事、アマゾンの女王ヒッポリュテの帯を取ってくる事、怪物ゲリュオンが持つ赤い牛を奪ってくる事、地獄の番犬ケルベロスを連れて帰る事等など。

 これら12の功業総てを成し遂げたヘラクレスは、その後も様々な伝説を残し、最後はヘラクレスが殺した ケンタウロスのネッソス が、亡くなる前にヘラクレスの妻に「浮気を防ぐ薬」として与えた毒が原因で死んでしまうのですが、その偉大なる功績をたたえて神々の一員に列せられ、天上へと昇って星となりました。これがヘルクレス座となったと言われています。


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