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2009/09/11

ギリシア神話の神々89

<プレイアス・青き輝きをまとう姉妹星>

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 寒気に凍てつく冬の夜空は、黒々と澄み渡った背景に無数の輝星が散らばってとても華やかなものです。
長く屋外に出るのは、辛い季節ですが、おそらく1年のうちで最も眺め甲斐のある夜空ではないでしょうか。

 そんな冬の代表的星座の1つに牡牛座があります。
神々の王ゼウスがフェニキアの王女エウロペをさらう時に変身した雄牛として有名な星座ですが、視力の良い人なら、その牛の肩先に6個ほどの小さな星が寄り集まっているのが見えるでしょう。
日本では「昴(すばる)」の名で知られているプレアデス星団です。

 誕生後まだ数千万年という若さで、母体である星間ガスに包まれたまま潤んだような蒼白の光を放っている非常に美しい星の群れです。
天体写真をご覧になれば、まさに天界の至宝とも言うべき美観にきっと息を呑まれることでしょう。
ギリシア人達は、この素晴らしい星団を、仲睦まじい7人姉妹の女神プレイアス達が、昇天した姿であると考えました。
初々しいきらめきは確かにうら若き女神の化身に似つかわしいものがあります。

続く・・・
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