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2009/09/12

ギリシア神話の神々90

<プレイアス・青き輝きをまとう姉妹星Ⅱ>

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 プレイアス達は、天空を支える巨神アトラスとオケアニス達の1人プレイオネの間に生まれた娘達でした。
名前はそれぞれ、マイア・エレクトラ・タユゲテ・ケライノ・アルキュオネ・ステロペ・メロペ。
いずれも母に似て大変愛らしい女神達です。

 最初は、処女神アルテミスに侍女として仕えていましたが、やがてその美貌の為に男達に目をつけられてしまいました。
7人の中でも最も美しい長女マイアが、ゼウスと臥所をともにして、伝令神ヘルメスを生んだ事は有名です。
又、他の5人の姉妹達もそれぞれゼウス・ポセイドン・アレスらの愛人となり、子を生みました。
只1人メロペだけは、男神では無く人間の男シシュポスの妻となり、キマイラ退治で有名な英雄ベレロポンの父となるグラウコスを生みました。
7人とも男と交わりを持った時点で、アルテミスのお伴からは外れたものと思われます。

 或る日、母のプレイオネと一緒に、森の中で踊っているところを美男の狩人オリオンに目撃されたプレイアス達は、女好きな彼に追い回される羽目になってしまいました。
何と7年(あるいは5年)もの長きに渡って逃げ回った末、かつての主人アルテミスにばったり行き会ったので、「女神様、お助け下さい!」と嘆願すると、女神はこれに快く応じて彼女達を純白の鳩に変え、天に放ってくれました。
さらにこれを迎え入れたゼウスが彼女達を星に変え、姉妹仲良く夜空に輝くように計らったのだと云われます。

 しかしながら、その後オリオンもアルテミスとゼウスによって星座にされ、しかもプレアデス星団の属する牡牛座のすぐ隣に配置された為、哀れにもプレイアス達はいまだに安息を得られず、好き心を再燃させたオリオンに追いかけられ続けています。
ゼウスももう少し配置場所を考えてやればよいものを、よりにもよって真横とは・・・彼一流の悪戯心
ゆえと見るか、それとも無神経ゆえと見るか、実に悩ましいところです。

続く・・・
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