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2009/09/29

ギリシア神話の神々107(星座編)

<エウロペと白い牡牛・おうし座>

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 おうし座は、大神ゼウスがひと目ぼれした、美しい娘エウローペをさらった時に化けた優雅な白牛とされています。
ファニキアの王、アゲノ-ルには3人の息子と一人娘のエウロペが居ました。
或る時、大神ゼウスは、オリュンポス山の頂きから下界を見下ろし、フェニキアの海岸近くで戯れるエウロペの姿を見つけました。
エウロペの美しさに夢中になったゼウスは、妻ヘラの目を逃れる為、1頭の牡牛に姿を変えてフェニキアへと降り立ちました。

 ゼウスの変身した牛は、雪のように白く透き通るような角を持ち、とても優しい目をしていたので、エウロペは、突然現れた牡牛に驚いたものの、その美しさに見とれてしまいました。
エウロペは、牡牛に恐る恐る近づき、摘んだ花を差し出すと牡牛は鼻面をエウロペにこすりつけて喜びました。
こうして牡牛と戯れるうちにエウロペの心から恐れが消え、ついにエウロペは牡牛の背にまたがりました。

 すると途端に牡牛は海に向かって走り出し、海を渡りはじめたのです。
背上のエウロペは、恐怖におののきながら牛の角をしっかりとつかみ、遠ざかる陸地を見ている事しかできませんでした。
やがて牡牛はクレタ島に辿り着き、ゼウスは想いをとげました。

この時、ゼウスの変身した牡牛の姿が星となり、牡牛座になったと云われています。

続く・・・

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