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2010/03/10

歴史の?その143:密林の中の都:前編

<密林の中の都:前編>

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 1861年、フランス人博物学者アンリ・ムーオは、カンボジア北部の密林の中を進んでいました。
突然、木々の梢越しに3基の高い搭を認めたのです。
是がアンコール・ワットの小尖搭で、アンコール・ワットは、アジア屈指の壮麗な寺院で、この発見は、失われた伝説の都、アンコール・トムが発見された事を告げるものでした。
アンコール・トムは、偉大なクメール帝国の首都で、500年前に放棄され、熱帯の密林に閉ざされ、忘れ去られていたのでした。

 アンコールは、廃墟に成った現代でも、私達に驚きを与えてくれる存在で、周囲を堀が取り囲み、この堀には嘗てワニが入れられており、その後は土を築いた高い防塁となっていました。
アンコール・トムを建設した王は、ジャヤバルマン2世(在位770年~850年)でしたが、彼は、自らを神と称し、自らの権力と帝国の富を誇示する為に、首都建設に邁進したのです。

 堀は正方形で、一辺の長さは約3km、城壁の内側には、古代ローマ市がそのまま納まって余りある広さでしたが、ここに暮らしたのは、王家で在って、一般の市民は城壁の外に暮らしたのです。
この場所は、宗教と政治の中心地であり、4本の広い舗装道路が、堀を渡り、大きな関門を通って市内と結ばれていました。

◎ライ王のテラス

 4本の道路は、街の中心部の大広場で交互に繋がり、この広場は、彫刻のある二つのテラス、王家のテラスとライ王のテラスと名付けられた場所に接しています。
その正面には、精巧な彫刻が施された、踊り子のテラスが在り、ここアンコールで壮麗なのは、砂岩で造られた彫刻群で、舗装道路は何れも、架空の動物を支えた巨人や神の姿を彫った、欄干が造られています。
市内と城内を隔てる関門にも精巧な彫刻が、一面を飾り、搭の上には、頭を三つ持った象の紋章が、掲げられています。

後編へ続く・・・
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コメント

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【クメール】帝国の首都
アンコールワットは何故放棄されたのでしょう
16~17世紀には日本人が『祇園精舎』の跡と勘違いし徳川家光は現地に派遣し、ワザワザ見取り図まで作成させたとのこと
歴史のロマンですねえ

[蛇足]
【クメール】は私のblogタイトル
最初はよく【クメール】帝国との関連を質問されました
姓+メールで【クメール】
最近ネット検索でもやっと日の目を見るようになりましたが…
関連はありませんので…
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