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2010/10/26

歴史の?その319:発見2・岩穴の大画廊その2

<発見2・岩穴の大画廊その2>

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◎先史時代の絵画

 マッチの明かりを頼りに、彼は美しい壁画を発見しました。
翌日、彼はランタンを持って、再び穴に潜り、馬、牛、鹿、その他たくさんの動物が描かれている事を確認したのです。

 ラスコー洞窟の壁画は、アルタミラの壁画と並んで、是までに発見された原始美術の最高傑作と考えられています。
ラスコー洞窟には「牡牛のホール」と呼ばれ一室が在り、其処には、漆黒と濃赤色で描かれた傑作が見られ、幾つも並ぶ部屋には、馬の群れや枝角を持った鹿の頭が、当に生きているかの様に描かれています。
アルタミラの壁画と同様に、是等が原始的な野蛮人の作品等では決して無く、感受性に優れた芸術家の手になるものであり、一般の石器時代のイメージとは、かけ離れたものである事は明らかです。
是等の絵は、1万5000年間にわたり、少しずつ書き加えられたもので、古いものは、紀元前2万8000年迄遡ると思われます。
絵の様式も様々で、単純な線刻から、鮮やかに彩色され、著しく現実的なものまで様々なのです。

◎クロマニョン人

 この様な芸術を生み出した人々は、クロマニョン人と呼ばれ、紀元前3万2000年から1万年の間、ヨーロッパに分布した石器時代人である。
彼らは食料となる植物の採集と、狩猟によって生活していましたが、発明、創造の才能も持っていました。
考古学的研究によれば、彼らは次々と別個の文化を築き、その最後に位置するの文化が、紀元前1万5000年から1万年頃に栄えた、マドレーヌ文化でした。

壁画はまず、尖った石器で輪郭を彫り、そこに彩色が施され、この時代の画家達は、緑や青は持っていませんでしたが、黒、黒紫は酸化マンガン、木炭、或は煤から得ていたと思われます。
褐色、赤、黄、オレンジ等は、鉄鉱石を石や骨の乳鉢と乳棒で粉にし、動物の血液や脂肪、植物の搾り汁等を混ぜて作られました。
絵の具を塗るのは、幾つかの方法があり、指、毛皮のブラシ、羽毛、木の枝を噛み潰したもの等が用いられました。
又、画家達は、苔を丸めて作ったパッドを使用し、中空の葦の茎で、絵の具を吹き付ける事も行っています。

その3へ続く・・・

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