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2011/01/14

歴史の?その383:歴史と伝承の狭間⑲

<歴史と伝承の狭間⑲:語られる事の無い歴史の世界その3>

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◎ジャック・ホーナーの伝説

 言い伝えに寄れば、最初のイギリス古謡の主人公ホーナーは、グラストンベリー僧院長リチャード・ホワイティングの執事だったと云います。
1530年代、僧院解体時代の頃、院長はヘンリー8世の歓心を買う為に、12の荘園の権利証書を巨大なパイに入れて王に送りました。
ホーナーはそのパイをロンドンに運ぶ役目を仰せつかり、途中でパイを開いてサマーセットのメルズ荘園の証書を盗み取りました。
之が、恐らく歌の中で「プラム」と呼ばれている土地の事と思われます。

 トマス・ホーナーという名前の人物が、確かにメルズ荘園の所有権を握りましたが、彼の子孫も現在の所有者アスクイス伯爵も、歌の中身はまっかな嘘で在り、一族の名誉を傷つけるものであると、主張しています。
一族の言い分では、ホーナーは、国王から荘園を買い取ったと主張しており、更には彼の名前は、トマスでジャックでは無く、この古謡がチューダー朝以前から、存在していたとの証拠も在ります。

その4へ続く・・・
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