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2008/09/25

「千と千尋の神隠し」

「千と千尋の神隠し」

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副題:~トンネルのむこうは、不思議の町でした~

英題:Spirited Away
原作・監督・脚本:宮崎駿
プロデューサー:鈴木敏夫
音楽:久石譲
主題歌:「いつも何度でも」「いのちの名前」木村弓

<物語>
 アニメ史上だけでなく、日本映画市場最高の観客動員数、興行収入を誇る、宮崎監督率いるのスタジオジブリ製作の神様総動員の逸品です。アカデミー賞を始め、国内外で多くの賞を総なめにしました。

 「千と千尋の神隠し」では、「もののけ姫」まで宮崎監督の作品が持っていた大きな特徴が消えています。ひたむきで繊細でストイックでタフな登場人物達が姿を消し、代わりに、自分の痛みには敏感でも人の痛みは感じない、これといったポリシーを持たず、通勤ラッシュのホームで誰かが産気づいても、目を逸らして通り過ぎてしまう様な、極々普通の人間が表舞台に上がったのです。
 未来少年コナンから続いてきた宮崎アニメの潮流をほぼ断ち切り、新たな表現の可能性に挑んだ記念すべき一作目として、ジブリのみならず、アニメ史上において意義深い作品と言えます。

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 相変わらず素晴らしい美術背景は、デジタル彩色のメリットフルに生かし一層冴え渡り、画面の隅々まで気を遣って描かれた何気ない生活道具の数々が、実写以上の生々しい臨場感を醸し出しています。

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 物語は、新しい町へ越してくる途中、父親が運転するアウディ(なぜアウディなの?)が、主人公の少女-千尋の制止も聞かず、単なる好奇心で裏山の細道を無理矢理走り抜け奇妙な門を発見、いやがる千尋を引っ張りつつ門を抜け、不思議な街に迷い込むことから始まります。「千と千尋の神隠し」は、「わがままでめんどうは嫌いで何ごとも親任せで弱虫」な、ごく普通の10才の女の子の成長の物語であり、不条理世界からの脱出物語でもある・・・のかも知れません。

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コメント

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いつも何度でも

初めまして。
私の好きな歌手、バンドゥーラ奏者のナターシャ・グジー Nataliya Gudziyさんは主題歌「いつも何度でも」は希望と再生の詩だと言って歌います。映画のストーリにもそいうテーマも含まれているのでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=-3PK85pXnqA