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2011/02/11

人類の軌跡その6:現代に伝わる建造物⑥

<スフィンクスその2>

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 20世紀に成り、古代エジプトに関する研究が進むと、スフィンクスも砂に覆われた部分が発掘され、その姿を太陽の下に見せたのでした。
この発掘作業で、両前足の間に碑文が存在する事が確認され、第18王朝のトトメス4世(在位紀元前1422年~紀元前1413年)が記したものでその内容は、「王が即位する以前、狩の途中現在のスフィンクスの傍で休息をしている時、日の神ハルマチスの化身と考えられるスフィンクスが、夢に現れて、もし王子がこの砂に埋もれた体を清掃してくれたならば、2国の王にする事を約束した」事が記されています。

 カルナック神殿の参道の両側には、第19王朝ラムセス2世(在位紀元前1301年~紀元前1234年)が建立したと伝えられる、多数のスフィンクスが並んでいます。

 処で、このスフィンクスは、何のために造られたのでしょう?
顔はファラオ、体は百獣の王ライオンを模しているのですから、国王の権威を広く世に広めようとしたのだと、考えられています。

 スフィンクスは、エジプト以外の土地でも広く知られており、特にギリシアでは、幼児をさらう怪物として知られ、ギリシア神話に登場する女神ヘラが、テーベに送り込んだスフィンクスは、人々に謎をかけ(朝は4つ足、昼は2本足、夜は3本足で歩く動物は何か)、解けない者をさらい食ったと云います。
やがて、オイディプスが「其れは人間」と答え、謎を解かれた、スフィンクスは死んだと云います。

続く・・・

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