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2011/04/30

人類の軌跡その81:大航海時代⑩

<雨の神の花嫁(チェチェン・イッツア)その3>

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◎雨の神の花嫁①

 ククルカンの神殿は高さ30m、基礎部分の面積60平方mのピラミッド状をしており、頂上には石造りの神殿が祭られ、この神殿から雨の神の住む聖なる泉に通じる、幅4.5m、全長400mの石畳の道が存在し、両側には有翼の蛇ククルカンの聖像が無数に欄干の如く並んでいます。

 ククルカンの神殿及び、聖なる泉、その石畳はマヤ族の生活に密接な関係が在り、日照りが続き、農作物が干からび始めると、之は雨の神ユムチャクの怒りによるものと信じ、神を宥める為、14歳になる美しい処女を選び、花嫁として聖なる泉に投げ込む風習が在りました。

 生贄の花嫁は、二度と姿を現す事は在りませんが、死にはしないと考えるのが、彼らの信仰であり、生贄と一緒に宝石や雨の神の神殿で生活する為に必要な品物も供物して、投げ込んだのでした。
この雨の神ユムチャクへの生贄については、マヤ族全体が深い関心を持ち、儀式の当日には国中の人々は、生贄を見送る為、この地に参集したのです。

 ククルカンの神殿には、マヤ族の中から選抜された、14歳の美しい処女が、雨の神の花嫁として捧げられる為、美しく着飾り、その時の至る事を待っていました。
その傍らには、マヤ族の中で最も勇敢な若者が、きらびやかな衣装に身を固め、いたいけな花嫁の旅路を守り、雨の神の神殿に無事送り届ける為に控えています。

続く・・・

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