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2011/06/09

人類の軌跡その120:ミステリー③

<ドレイクの併合宣言その3>

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◎科学の投げた疑問

 しかし、攻撃の中心は、失われた文字と書体に集中し、記されている文字は全て、エリザベス朝時代に一般的であった装飾的なチューダー書体よりもむしろ、学者しか使用しなかったローマン書体でした。
更に言葉の綴りが一定せず、ページによって変化する場合の多かった時代の文章にしては、全て揃っている事が疑惑を呼びました。

 しかも16世紀にしばしば使用された古い綴り、例えば“Yngland”(イングランド)”Kyng”(王)“Quene”(女王)と言った単語が全て現代綴りで記されていました。
そして、否定論者達は決定的な部分として、碑文中の”herr”(彼女)の綴りは当時存在しなかったと主張しました。

 ボルトン博士は、加えられたこれ等の批判の全てに反論し、ネイティブアメリカン達は、公式に領土を6月26日迄譲渡しなかったかも知れませんが、航海日誌には「我々の到着したその日に」に告知文書が刻まれたと述べられているのでした。

 更に新たな科学的な分析によって、真鍮版は新しい物ではなく「いく歳月を経て形成された」皮膜で自然に覆われており、窪みの部分に在った植物の花粉は「疑いなく炭化し」ており、この事実は板が相当長い時間、空気中に曝された場合にのみ生じうる現象でした。

続く・・・
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