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2011/06/17

人類の軌跡その127:ミステリー⑩シティーを震撼させた殺人鬼

<切り裂きジャックその3>

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           自警団の尾行(イラストレイテッド・ロンドンニュース)

◎謎の死を遂げた容疑者①

 25歳のメアリー・ケリーの生前の姿を最後に見たのは、ジョージ・ハッチンと名乗る通りすがりの男でした。
彼女は、彼に一夜の宿の代金を強請り、それからメアリーは鳥打帽を被った、小柄な身なりの良い男性に近づいて行きました。
翌朝、メアリーの惨殺死体が発見されました。

 メアリー・ケリーは切り裂きジャックの最後の犠牲者で、スコットランド・ヤードの刑事達は、以来彼の痕跡を追跡していましたが、決定的な証拠は見つかりませんでした。
やがて関係機関資料は、1992年迄スコットランド・ヤードに保管され公開されない事に成りました。(2011年現在公開された痕跡は無し)

 さて、切り裂きジャックはその痕跡を殆ど残すことなく、殺人を犯す度に、恐怖に騒ぎ立てる群衆の後ろに姿を消しました。
彼が貧困の中で育ったのであれば、外科的医学知識は何処で身につけたのでしょう?
逆に富裕者なら、何故イーストエンドの貧民窟で、目立たずに溶け込めたのでしょう?
そして、当時の外科医の推測では、数々の恐るべき犯行は、最低でも1時間を要したはずですが、何故、人知れず犯行を繰り返す事が出来たのでしょう?
これ等の疑問は、現在も解けておらず、メアリー・ケリー事件の後、数ヶ月にして事件は迷宮入りしてしまいました。

続く・・・

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