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2011/06/25

人類の軌跡その134:ミステリー⑯名画盗難事件

<モナ・リザ盗難その2>

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              レオナルド・ダヴィンチ

 パリに仕事場を移して3年後、二人組みに新たな3人の仲間が加わりました。
彼らは或るアメリカ人に、ルーブルから「モナ・リザ」を盗み出してやると、持掛けました。
彼らが見せたのは、勿論シュードロンの贋作でしたが、件のアメリカ人は一味をすっかり信用し、一味は最初の仕事が首尾よく成功したことにすっかり自信を持ちました。

 その上、一味は本物の「モナ・リザ」を盗み出そうと決心したのです。
1911年8月21日、この日は月曜日で、美術館は清掃日でした。
バルフィエルノが仲間の引き入れたピンチェンツオ・ペルージャと名乗るイタリア人と二人の共犯者が、清掃員に返送して、前日から倉庫に潜入していました。
ペルージャは「モナ・リザ」を保護するガラス箱を製作した職人で、絵がどの様に掛けられているのかを大変良く知っていました。

 清掃員に変装した3人は、何気ない素振りで、「モナ・リザ」の掛けられている「カレーの間」に入り、そして8kgの絵画を取り外すと、又何気ない素振りで外へ出て行きました。

こうして、盗難事件後の数ヶ月間に、6人もアメリカ人を始めとする好事家が、真筆の「モナ・リザ」と信じて、30万ドルずつの大金を支払ったのでした。

 しかし、名画それ自体は、一味に一文の金を齎す事は在りませんでした。
と言うのは、ペルージャが真筆の「モナ・リザ」を持ち逃げし、1913年11月に、フィレンチェの美術商に持ち込み、美術商は直ちに、警察に通報しました。
ペルージャ一味は逮捕され、真筆の「モナ・リザ」は今も「カレーの間」に掛けられています。

終わり・・・
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